〇〇ハムとか〇〇パンとか、そういう会社は価格転嫁が進み、むしろ上方修正しているわけで、価格転嫁ができない中小の製造業はそれは東南アジア等の企業と価格競争しているから転嫁できないのでしょう。
アベノミクスも円安も関係ない。
国内だけの内需企業は円安による価格転嫁は相当進んでいる、むしろ円安以上に価格を上乗せしているところもあるぐらい。それと世界と戦わないといけない内需の製造業はどんな場面でも苦しい。マスコミは後者に取材をして世論誘導しようとしている。
こんなところいつ行っても不景気。
場所を選べば、いつでも不景気。
昨日、実家の新潟に言ったけど、アベノミクス効果なんてゼロ。今後もそんなものはない。
不景気を実感したいなら田舎の不動産屋に行ってみるとよい、既に流動性すらなくなっているから。
世の中、都心と地方とは景況感が違うし、外需でも悪いところは悪いし、内需でも円安関係なしは業績は良い。
景気が悪い話を作り上げようとすればいくらでも話は作れるということを、私達は認識しないと、悪い奴にコロッと騙される。
例えば、先週ハワイに言ったけど、あそこも景気が良いところは良いし悪いところは悪い、貧富の差も日本以上に激しい。でもアメリカ全体として景気が良いとみなされているわけで、不景気だと重箱の隅をつつけば、いくらでも出て来る。
自分が買っている米国債の金利は5%弱なんですよ。その時のレートが120円くらいだったから、まあそのぐらいは普通にあるんでは。
アメイズあたりが今は一番堅いと思うけどねー。あのホテルどう考えても、中国東南アジア向けのホテルでしょw
だって駅前になくて、観光バス用の駐車場がたっぷりなんてねー
今世界のホテル株、例えばヒルトンとかシェラトンとか、ああいう企業の営業利益率は10%を超えているわけ。
では、日本はどうかと言うと、アメイズぐらいしかクリアしていない。
世界基準で考えて、悲しいかな観光関連とかいってクリアしている会社が皆無なのです。
一部で絶賛されている共立メンテナンスここでさえ、利益率は7%から8%。
10%には遠く及ばない。
ドル円の20年チャート、上は160円まであって、下は75円まであった。
この間、20年連続で増収増益になっている小売りがヤオコーやニトリはじめ
かなりの数があるってことだ。
日本の小売りは日本の会社と戦っているので相対的にプライスリーダーであれば通貨は関係ない。
逆に苦しいのは、下町の製造業のような、ライバルがタイだったり中国だったりそういうところと戦っている部品メーカー。こういうのは円安になろうが苦しさは変わらないだろう。