「斎藤一人 無から有を生み出す成功法則」尾形幸弘
■目的
・より仕事で成果を出していくために、
・明日からの仕事で実践できる斎藤一人流、仕事の考え方を学ぶ。
■はじめに
・私は、この本に出合えてよかったです。ありがとうございます。
実践的な精神論とは、まさにこのことだ。
本を読む目的として、
よりよくなりたい。より楽しく生きたい。って漠然と思っていると思うんですよ。
この本のテーマは何かって言うと
「実際の仕事、商売で結果を残すために、
仕事をどのように捉えて、どのように進めていけばよいのか」ってことです。
では、シチュエーション別、かつ、これを書く私の問題意識にも照らして、
ポイントという形で紹介して行きますね。
■オススメしたくなっちゃう(笑)ポイント
1.笑顔でいよう
・私にとっては、24時間笑顔でいた方がラク。
ところが、私は未熟者なので、「この出来事をどうとらえたら笑えるだろうか」と
考えていると、つい真顔になってしまうのです。
・顔の筋肉を動かすことが笑顔でいること。
笑顔につながる筋肉を動かすことで、話し手の感情にも大きく影響する。
→態度価値。
楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい。
(説明っぽくすると)笑うことで顔の筋肉が動かされ、
それが脳の神経に刺激を与えて、実際に楽しくなるという。
「よく噛んで食べなさい」理論。
2.「どうやったら、儲かる商売ができるのか?」 ※一つうえのことえです
「仕事は楽しくなきゃいけなんだ」って思ってるの。
それで、「楽しい」なかには「儲かる」というのが入ってなきゃいけない。
ホントにね、儲からない死後って楽しくないんですよ。
それで、儲からない仕事を楽しくやれって、難しいの。」
3.「儲けよう」とする際の勘違い
「必要なものなら、みんなお金を使うから、必要性の高いもので
商売をすれば儲かる、って考える人もいるけど、そういうわけでもないの」
日本人に一番大切なのは教育。
必要性が高ければ、日本人は自分でお金を出すはず。
しかし、現状を見ていると、そうなっているかい?
義務教育で使う教科書でさえ、国が買うべきだという人が多い
(理由としてよく言われるのが
「教育は大切である。なぜなら、教育こそがその国の未来を発展させるために
重要な投資である。つまり、将来にわたって国への見返りが見込めるからである。
だからこそ、貧乏な人間であっても、すべての国から教育に対してお金を投資すべきである)
医療もとても必要。
以下、珠玉の言葉なので、中略しつつ、引用します。
ちゃんと安定した収入があるのに
「医療費の3割も国民が負担しなきゃいけないようにするなんて、ヒドイ」とかっていう意見もあるんだよね」「それがいいとか、悪いとか、いっているんじゃないよ。
人って、そういうものなの。ここまでが、人は必要なものにお金を出したがらないという話ね」必要のないものには、なぜか、ナンボお金がかかっても、何もいわない。
「あ、そっ。じゃあ、これ」ってお金を出すんだよ。だから、儲かるものというのは、ある意味、必要のないものなんだよ。
それで、必要のないものでいくら儲けても、周りは「よかったね」「がんばったね」なんだよ。居酒屋さんの業務、お酒出したり、料理出したりって、
家でもできるよね。酒屋さんだって、やろうと思えば、酒と簡単なつまみは出せる。
だけど、お客さんは自分が行きたくて居酒屋さんに行くんだよね。
そこに許される範囲がある。
4.商売をやる上で、売上より大切なもの
商売にとって、大事なのは、売上額ではなくて、利益。
利益の最大化のために、売上の急速拡大は必要なのかい?
必要以上に、コストをかけてちゃいけないよ。
だから、ホントに「できる!」「この人には魅力あるな」という人は
お金を使う人、使う領域に入っていって、
自分の魅力をつければ成功なんてカンタンなのです。
5.伝え愛
「一人さんがこんないい話してくれた」じゃなく、
「自分のものだ」っていう顔でみなさんに教えてあげるんだよ。
今、オレがしゃべったことは、みんなにあげたものだから、
どんどん使ってもらっていいの」
これぐらいのことをさらっと言える人格になる。
これは通常のルールを超えた「与える」精神だね。
他の人に、これぐらい「与える」ことを期待していくと
逆に落差が激しくなっちゃうんじゃないか?と感じるレベル。
(よく理解していないのに、発言したりやったりしたりいいの?という(心の)声に対して)
人間、メカニズムがわかっていなくても、
深く理解していなくて、やれば出来るし。
自動車の仕組みがわかんなくても、
運転の仕方さえわかれば自動車は動くんだよね。
どこに生きる人間かで変わってくるの。人間ってそんなものなの。
→不完璧主義でいきましょう。