斎藤一人の道は開ける by永松茂久
■目的
「自信を持って仕事や日常生活を送るために「大きな夢」は必要でない」
という自分の思い(込み)を論理で補強するため。
■本書の構成
・目標主義に陥るな
→「すごい」と思われたくて目標をどんどん大きくしてしまい、自分が苦しくなる
・夢がないのはいいことだ。
→本当に今の夢はやりたいことなのか考える
→夢がなければ、どの道でも選べる
・目の前の活動(仕事)をしっかりやる
→そもそも夢を持つ人は、勝手に持っている。そうでない人は1つ上を目指せばいい
→本当にカッコいいのは、今入る所で役立っている人
・「すごい」地獄にはまるな
→自己顕示欲
→夢を語りたいのは「今、持ってないから欲しくなる」から。その最中は幸せですか?
→人の笑顔を追いかけろ
・楽しいことを考えてると金も寄ってくる
→仕事は本来遊びだから、楽しくやる
→仕事とは人生をかけた遊びである
・夢よりも使命感を持て
→人は意味を欲しがる生き物である。(存在意義)
→使命感があれば、しっかり働くし気迫が出てくる(エネルギーに満ちてくる)
→使命感には「何のために」と「誰のために」がある
・今、ここ、目の前に
→誰でもいいから、目の前の人を1つの夢にしてみよう
→目の前にいる人を大切にする
■主張:
夢は持たなくてもいい。大事なのは「楽しく今の仕事をやり遂げること」である。
→なぜ?
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・夢を持っても楽しくならない
・夢を持っても楽しく仕事をやり遂げられない
・なぜ「夢を持ちたい」と思うのか
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そのためには、
・自己顕示欲の地獄にはまらない(現状のチェック)
・「『夢を語る』ことがすごい」という囚われを外そう
・夢を持てない人は、無理に持たなくて良い。
・頭で考えて作ったその夢は、「本当にやりたい?」
(三日三晩も寝ずにそのことだけやりたいか?
例1 孫さんはビジネススキームのストーカー。
例2 淀川さんの映画と結婚したい情熱。
例3 菊池ゆうせい君
費やした時間とエネルギーが違うでしょ。→お金と時間でハカる)
・使命感を持つ
・「誰を幸せにするために、この仕事をやっているんだろうか?」と考えてみよう
・「何のために、この仕事をやっている」
・目の前にいる人を「笑顔」にしてみよう。
・仕事(のインプット)
・仕事とは、誰かの役に立つこと
・仕事とは遊びだから、夢を作って苦しくなるのは本末転倒だ!という見方
■感想
・こうして見ると、昔からこの考えに関してはまったく変わってないんだよね。
私って。
心理カウンセラーやっていたときも、ここは変わらない。
正直「社会を変える」っていうのは変だと思っていて、
「目の前の人を変えられないのに、社会なんて変えられるか」と思っていたけどね。
今となっては、自分の考えが浅かったから分からなかったんだなーと分かりましたが 笑
それを議論してくれる人に仲間になってもらうことも出来てなかったし 笑
うん、まぁ学ぶ時に人は学ぶということで(軽く思考停止)
会社は変わらない。
社会の「仕組み」を変える方が簡単だ。っていうのは、よく分かった。