株式投資記録

http://d.hatena.ne.jp/show_t/20170219 努力する人間になってはいけない。このブログでノウハウを集約、整理し、習慣化。それ即ち大儲けも習慣化! いつも心にセリクラを!!!   2018最終日 NK20014 TPX1494

勉強51 ラクをしないと成果は出ない

仕事への取り組み方を変える3つのポイント −ラクをしないと成果は出ない− by日垣隆


このご時世、将来どうなるか分からないし、仕事は一生懸命やっている。でも、なかなか結果として出てこない。同じ部署の彼はサクっと仕事をやり終えて彼女デートしているのに・・・。オレは忙しすぎて彼女にフラれ、そして仕事をやり続けてしまう。

一体、彼は何を変えないといけないのか?
本著は「ラクをしよう」ということを趣旨に、仕事の変え方を説いている。
タイトルゆえにお手軽ノウハウ集といった感はぬぐえないものの、
それでも、あなたに捧げたい一冊として意見評価していきます。。


今回は、特に次のような悩みの方にオススメです。
・任された仕事の「完成」イメージが持てず、終わらせることができていない
・先輩や初対面の方と話をするときに緊張してしまい、信頼感に影響が出てしまう

・仕事のストーリーテラーを目指す

営業でも講師依頼でも、未来の企画に対する面白さを語らないといけない。しかし、やってみるとこれが以外になかなか難しい。それは、仕事を語るためにはクリアしておかねばならないポイントが複数あるからだ。筆者は次のように言っている。

まず、自分の仕事がどういうものなのかを自分自身、理解していること、次に、それをきちんと説明する言語能力。さらに、利害関係がないプライベートな間柄の相手にも興味を持って聞いてもらえる、話のおもしろさ。

・向こうから望んで会ってもらうこと

お客様であれ、会社の上役であれ、「憧れの、ずっと会いたかった人」に会うことは仕事では必要なテクニック。そのためには、まず相手に直接言わず、周りに広めること。どこで繋がるか分からないから。
そして、>>大切なのは、理想形がダメなら次の手を講じること。理想を知った上で次善の策を用意しておく。肝心なのは「会うこと」なのですから。<<

・「何をしないか」を明確にしていくこと

人の一生は、「すべて」をやれるほど長くはない。対象を冷静に検証すると、「何をしないか」が明らかになる。「やらないことリスト」をつくってみよう。

ケース練習)受験で言えば、予備校の講習をすべて取ることはムダ。少なくとも自分が覚えていないとテストで点が取れない。その覚える時間を
基礎を繰り返し叩き込むことが大事な時期に、テスト(インプット契機の目的)以外の目的で高いレベルに触れさせても意味は無い。


※「常に確率を意識すること」は時間がないため、割愛。。。


とまぁ、お得な本ではありますが、「ラク」を求めすぎない方がよいとも思います。私的な経験ではありますが、ラクを追求しすぎると、往々にして視野が狭くなりやすいです。その結果、仕事上で相手を尊重できなくなることもあります。
本書はその意味でノウハウ集でありながら、具体論の精緻さにはやや欠けています。むしろ不親切な書き方、とでも言うのでしょうか。項目を半分にしてその分掘り下げても良かったかもしれません。
ただ、その不親切な分は、読者が自分で補っていくべきでしょう。
ラクを本気で実践しようとすると、試行錯誤したものしか自分のものには残りませんから。