株式投資記録

http://d.hatena.ne.jp/show_t/20170219 努力する人間になってはいけない。このブログでノウハウを集約、整理し、習慣化。それ即ち大儲けも習慣化! いつも心にセリクラを!!!   2018最終日 NK20014 TPX1494

勉強59 上達の法則 その2

理論書にあることの体得なしの上達は無理である。 −上達の法則 by 岡本浩一

若手社会人であれば、仕事を進める上で思考力が大切であることの
重要性はひしひしと感じていることだろう。
その思考力を鍛えるとは、共感ではなく理性的な批判によって
普遍性と一貫性の高いアクションをとらねばならない。

そのうえで最適なツールが理論書である。では、
仕事における業務と親和性が高く(私は採用・教育系)、読むのに苦労するが、続けられる理論書は何か。
そこまでして、なぜ理論書、現在の私の知能レベルで読む必要があるのか。
の謎を解いていこう。

■理論書とは何か?

本書によって、まず理論書の特長と意味を抑えていこう。

広さは無いが、ものごとの原理を整理して書いてあるものである。(中略)文章技術で例を挙げるなら、文章読本や作文技術の本が概論書にあたるとすると、国語文法の本が理論書である。

概論書はすぐためになりそうなイメージがするが、理論書って小むづかしいだけではないか?

骨子を切り取り、骨子が骨子たるゆえんを説いたものが文法であり理論であることになる。

これを分かるには外国人が外国語を覚えるプロセスを考えればよい。彼らが言葉を話せるのは
幼いころから、有益無益に関わらず、会話の場面に放り込まれた経験を持つからである。
ボキャブラリー、慣用句、空気の読み方、感情の込め方も含め、さまざまな知識と
その弁別的な使い方を肌感覚でマスターしている。
そのために、もちろん彼らは10年以上を費やしているのだ。

しかし、我々は、ぜいたくな練習はできない。
(もっと言うと量を重ねることによる自己満足こそが最も危険なのである。)

その細かい違いは、画像で言うと一つのピクセルのあらのようなものだろう。
粒子がより小さくなればなるほどよい。相手にとって絵が鮮明に移る。ひとつひとつの疑問も無くなる。(セミナーでも1回1回をたくさん繰り返して結果を出さなければならない。)


一方で、理論書を読むには熱意も時間も必要であることは疑いようが無い。しかし、微差を追求できるこの場を生かして何回もやり続けるとかなり進歩を遂げられる。
→英語で言えば「a」と「the」の違いが語れない人は、上級者ではないですね。あと「in」と「at」と「on」の違いが見分けられない方も。
頻繁に出る熟語は例文ごと丸覚えをしてしまって、その後に違いをイメージや少ない用例と一緒に分ければいいんですよ。

という経験からも、人と話をする、そのベースとなるための知識をストックして、脳内で状況に応じて加工・摘出ができる必要がある。
そのために大切なテーマの選び方は3点ある。
・目の前の課題に関連すること
・ある程度、興味があって取り組める領域であること
・常に手を広げていこうとする意識を持つこと


だからこそ、因果関係によって
物事を理解する力こそが、上達の秘訣なのである。