ずばり、初対面は得意ですか?苦手ですか? −「初対面の教科書」byおちまさと
「いやー、仕事上もちろん必要になるんだけど正直苦手で…」と答える方は
大勢いらっしゃいます。
苦手意識が強く感じて、人に会うとすぐ緊張してしまい、
失敗してしまった経験は誰でも一度はあるんじゃないでしょうか。
著者のおちまさとさんはテレビの有名プロデューサーとして、
優れた企画を世に出しているだけでなく
人から「初対面のコツを教えてください」と言われるまでになったそうです。
とはいいながら、その実本人も
私は本当に今でも初対面が苦手なのです。
という感覚らしいですが。
そのような感覚ではありながら、
初対面において必要なポイントは何なのだろうか?
■自分の初対面力を知る
問1 今まで自分がしてきた初対面の失敗をあげなさい
私の経験上で言えば、
話を聞いてもらえない、話に加わらせてもらえない、面白がってもらえない、
頼りにされない、喋り始めると相手が変な顔をする
初対面がうまいかないのヒントは「自我」、
そしてそれを解決するヒントは「余裕」にあるという著者。
■心構えを知る
そもそも、初対面ではどのように考えれば緊張せず良好な関係が築けるのでしょうか。
そのために必要な心構えを紹介します。
目標は高く、気持ちは謙虚に。
目標を常に「いい初対面にしよう」に固定できていれば、相手を心地よくさせることを
大事だと考えます。自分のことよりも相手のことを第一に考えますから、
やはり自分へのプレッシャーは低くなります。
その他には、実践でこれだけは肝に銘じておけ!という言葉も。
1)相手をリスペクトする
2)常に正直であること
→批評がましくならない、おべっかにしない、第一感情を伝える、どれだけすごいかを伝える
3)笑いを起こす、それは緊張と緩和から。
一見難しそうに思える初対面も、これらの要素に分解することで、
自分が出来ている部分、そして今後足りないと思える部分も
見えてくるではないでしょうか。