弾言−稼ぐことの意味をネットワークから考える
稼ぐと言うのは、自分の価値×ネットワークだ。
このご時世、「自分で稼ぐ」ということが大事になるのは
耳タコほどきかれる言葉でしょう。
しかし、一個人としてのあなたはいくら稼げますか?
特に大きな企業ほど、自分のなかの価値を理解することは少なくなります。
今の環境を離れたら、どうやって稼ぐのか?
その疑問を考えるうえで大事なのが、これ。
金持ちが持っている価値のほとんどは、実のところネットワークによって
生み出されているのです。
例をいくつか挙げる。
グーグル : 情報を集めて、整理して、ハブになっている
トヨタ : 人と人を結びつける「交通」に関わる道具を提供
弾言します。コネこそ、カネなのです。
コネが生み出すのはなぜカネなのか。
カネは自発的にせよ強制力による受動的(法や慣習)な態度にせよ、
人が「動かそうと」意思決定していなければ動かないものだ。
そして、人を動かす最もコストエフェクティブな方法(継続的、かつ広く誰でもできる)手段として
「人と人との化学変化」があげられるのだ。
そして、メンバーにとって最も「ラク」なコミュニティはスター型のネットワーク。
これは、中心にハブとなる人物が居て「あの人に聞けば分かる」という評判が立つこと。
それは何か私の役に立ちそうという安心感をネットワーク構成員に与えている。
一方で、スター型の人は、あらゆる人とコミュニケーションをとらないといけないので、
断続性や常に最新事情をとりいれるなどのコストを払える人が収まる。
ハブになる人というのは、付き合いに、より多くのコストを支払える人
ですから、ネットワーク型では、自分の価値を上げること。
価値というのは、たとえば知識や経験が豊富だったり、
一貫した態度で物事について処理したりできること。(そのためには勉強も必要)
また、お金についてもより大きく、よりスピーディに
動かせるほど、その人希少価値が高まると考えられる。
その人に頼めば、動かしてくれる人が増えること。
その人に頼まれたら気持ちよくなること。
このあたりがハブになる人の要素だろう。
※取り立てて目新しいことを言っているとは感じない。だから、
はじめはここで紹介するために編集をする価値がないかなと感じた。
それなら丸々引用するかなという手抜き思考も頭をよぎったが、
それは本ブログの趣旨にもとる。と言うわけで、引用せず細かく割って表現する。
どちらにせよ「微分係数」はどうしても出てしまう。
どれだけダメ出しを受けても、その人が考えて編集する限りは
必ず個性が出るものだということを信じて。