株式投資記録

http://d.hatena.ne.jp/show_t/20170219 努力する人間になってはいけない。このブログでノウハウを集約、整理し、習慣化。それ即ち大儲けも習慣化! いつも心にセリクラを!!!   2018最終日 NK20014 TPX1494

勉強70 哲学入門(ヘーゲル) その1

「経験」とは何か。 
哲学入門(ヘーゲル著、武市健人訳)

経験はそれゆえに諸々の対象が如何なる状態にあるかということだけを教えて、
それらが如何にあらねばならないかということも、如何にあるべきかということも教えはしない。後者の認識はただ事物の本質または概念からのみ生ずる。
だが、この認識のみが真実なものである。我々は概念からして対象の諸々の根拠を認識するのだから、法律的、道徳的、宗教的規定についても、概念を認識しなければならない。
(p25 第一課程 緒論の説明 二)

人と人がコミュニケーションをするに当って、たとえば起業家の講演を考えてもらうとよい。話し手の経験が豊富であっても、聞き手がうまく解釈できるとは限らない。講演であれば、多数の聞き手が各々の力量・経験によって得られるものが変わってくる。

なぜならば、その人の経験そものではなく、
そこから得られる本質のみが聞き手にとっての意味合いとなるのだ。
それを得る際の認識を正しくできるかが、得られる時に重要となる。
認識とはフィルタの精度と言い換えても良いだろう。
(p27 第一課程 緒論の説明 二)

人々がバラ、石竹、槲などが何であるかを真実に認識しようと思う時には、云いかえるとそれらの概念を把握しようと思うときには、なによりもまずそれらの根底にある高次の概念、それ故ここでは植物の概念を把握しなければならない。
(中略)
物体、平面、線、点の表彰を持つためには、人々は空間の表彰をもたねばならない。なぜなら、空間は一般的なものだからである。コレに反して物体、平面等は空間における特殊的な既定に過ぎない。

これは、思考・論理・分析で出てきたクライテリアの話と同じですね。
例に対して突っ込んで考えると、空間の一部として物体、平面があるという概念こそが真実である。


※番外編

知識がないから、こういったテーマを読む際には戸惑いはあった。
  ↓
じゃあなんで本を読むの?
  ↓
漠然とストックをしたい
  ↓
そのために、いまの理解度でブログに書くために
どこに意識を向けて本を読めばよいのか?
  ↓
まずは序盤の基本的なところに絞ろう。基本と言うか下級であるが。