株式投資記録

http://d.hatena.ne.jp/show_t/20170219 努力する人間になってはいけない。このブログでノウハウを集約、整理し、習慣化。それ即ち大儲けも習慣化! いつも心にセリクラを!!!   2018最終日 NK20014 TPX1494

勉強77 問題解決の心理学

我々が問題解決をするとき、どのような仕組みが働いているのだろうか。

我々は、問題解決の本を読んだだけで、問題解決できるようにならない。
とはいいながら、誰もが(自分にとって身近な、大切な問題)であればなんとか解決できてしまう。


なぜこのようなことが起こるのか?

そのメカニズムについて考える。自らの問題解決スキルを一段高いところから見直したい人、必見。

(前提)記憶ほど不正確なものはない。作り変えてしまう。

アメリカのウォーターゲート事件のときに、ある補佐官は真実でない証言をした。しかしその人物は証言の内容は正しいと信じきっており、虚偽報告をした意図は全くない。
・記憶というのは一旦、脳内に貯蔵され再構成されたイメージとして表れるもの(ゆえに、不正確なのだ)
・人はコンピューターではない。(数字は別にしても)与えられた情報そのものを性格に覚えるものではなく、自らの都合のいいように作り変える。
そう解釈させることで、周りの人間をも巻き込む(Life is Beautifulの原理)

・人間は、自分の目的に沿って、一貫した因果思考をする

(映画とパーティの例:同じ出来事を見ても、目標によって意味合いは変わるよ。)
・(原因が自分にコントロール可能であると:コントロールした経験があれば自信になる。その思考は目標が達成されるのに都合の良いようなかたちに作り上げられる。
・人間は、自分に関心のある出来事が起こると、原因を無意識のうちに問おうとする。そこで考えた「なぜ」は自分の身や回りの世界に起きた出来事だった。
だから、目標があってそこにどう近づくか?という問いが思考の基本になっている。

(関心を惹かせるためのしくみが必要とされる。→彼らの利益、置かれている状況を考えることが大事なんだね)

人は目標に対して問題を解決しようとする存在である。ただし目標が言語化されていないと解決できないのか、というのは別問題である。(言語化されないと他人に伝えることができないから、自分の中だけでしかとどまらないけどね)

P140

私たちおとなの場合、目標が意識されなくても、一貫した行動がとれることさえあるということだ。
前に「画学生の目標」のところでも言ったように、目標の方があとからついてくることさえありうること、言いかえると、さまざまな問題解決を経験した結果として長期的な目標が生まれてくることがありうること、そんなところまで問題解決者としての自分を洗練できるというのは、考えてみればたいした能力ではないだろうか。

目標はチームを動かす上では大事な事。目標を意識する際は、授業法と同様に自分がピンときたものが大事。
そのためには、自分にコントロールできる領域であること。自分でつくる「目標」は前向きであり、いいことだ。
目標は「生まれてくるもの」であり、さぁ今から目標を決めようというものではない、ということだ。

未来を作る能力を引き出す2つの方法

1:無意識に持っている目標を引っ張りだして可視化すること(書くこと)※ 

2:無意識そのものである身体性に重点を置く。いま自分が直面している状況を客観的に表現することで認識する。
自分はいまどこに居るのか。何が求められているのか。それを最高の状態に持っていくにはどうしたらいいか。を考える(結びつける)こと。

1と2だったら、1は自我よりのアプローチで2は対象よりのアプローチということができる。

※人が無意識になれる環境整備をする必要がある。(自己分析の例:一気にやる、一人でやる)→感情を動かすことが大事ですね。
※※前提としてそして今、居ることは、必ず自分にできることしかやれて居ないことである。であるならば、その中で役割を十分に果たすことはありである。
※※※人が自分の身体性を否定する主義は、ここでは捨象する。

プランを立てる能力と言うのは、望ましい未来を実現するために、その未来を現在の方へ結びつける能力だということができる。
さらに、問題解決者にとっては、過去と言うのは、より適切なプランを立てるために記憶の中から再構成された情報のことだと考えることもできると思う。そういう意味では、問題解決者は自分のつくるプランによって未来のほうから引っ張られるのであり、過去はそのプランの中で生きてくるのだとさえ言えるのかも知れない。

つまり、過去は過去であり、未来にどう生きるか?こそが現在にとって大事なのである。
その意味では、意識するにせよしないにせよ、その人が未来をどう捉えているかこそが
その人にとって過去の意味を決めるし、現在の行動の方針も変わってくるのだ。