株式投資記録

http://d.hatena.ne.jp/show_t/20170219 努力する人間になってはいけない。このブログでノウハウを集約、整理し、習慣化。それ即ち大儲けも習慣化! いつも心にセリクラを!!!   2018最終日 NK20014 TPX1494

勉強83 紳竜の法則 その2

本当の差別化とは何か−紳竜の法則 その2

「自分らしさ」が活かされていないと感じているすべての人へ

「独創性」をカンちがいしているあなたへ(そして私へ)

「自分らしさが大事」
それはマスコミが作った都合の良いコピーなのかもしれません。
そこで「私ならではの強みを活かしたい!」と思っているけど
現実はなかなかうまくいっていない人、
それは「本当の差別化」を分かってないかもしれない。

その差別化の達人であり、誰もが知っている「成功者」である
島田紳助が若者にはなつ、裸のコトバ集。
その出世経験から、実直かつ赤裸々に語られた経験がコレである。

それは彼が「どういうキャラ付け」で売り出すかに悩んでいた時期であった。

(「成功するには正しいやり方がある」という前提で)
芸能界には一個だけ運があるね。「誰が同期や」ってことは運やわ。
(俺のときは既に)さんまがいた。天性の明るさを持ってる。何でもないサードゴロをファインプレイに見せる力があるのよ。それは俺らがどんだけ努力しても無理なんよ。スターにはなれない。
そして、巨人・阪神がいる。正統派の漫才もダメ。
じゃあ自分らはどうやったら売れんねん。(どうやったらオモロくなんねん。)で、そうや、もともとオレら京都の不良少年やんか。オレらしか知らんこともいっぱいある。それを笑いに変えていったらええんとちゃうか。

この冷静なプロセスは、簡単なようでなかなか考え付かない。
普通と考えるプロセスが逆だし、目的に照らし合わせて常に考えている。
突っ込んで分析しよう。
彼が「自分の強み」を活かそうとした時に考えたことは2つある。

(1)「どうやったら面白くなれるか。」
(まず、そもそも面白いものって何やねん。っていう解釈がある)

(2)「かぶったらアウト」どうやったら他との違い、新しく見せられるか。
(もしくは同じジャンルでも、勝てるか)(他者との違いって何?っていうことである)

これはこの順序が大事であり、間違えてはならない。
(1)は即ち基本価値である。お笑いであるがゆえに、オモロいっていう部分は重要。個々は自分だけでなく世間一般でオモロいとされているものをリサーチし、広く掴むことである。
自分でたなおろしする際は「何がオモロかった?なんでオモロイの?」ということを洗い出すことから始まる。そこから「オモロイとは、こういうことや」が分かってくる。

(2)はもっと具体的かつ柔軟性が求められる。周りの人から見られる自分を徹底的に考え抜く。客は「お笑い」ってカテゴリで期待して、芸人を見る。そんで芸人のなかから、「誰がオモロイかなー」「彼のウリはなんやろなー」なんてことを無意識で思ってる。人は飽きるわけだから当たり前。(たとえば筆者の好きな徳井で言えば「イケメンなのに、妄想ばかりでアタマおかしい」とか。)

そこを考えつくした後に初めて「じゃあ自分って何がリソースとしてできるんやろ。」ということを考える。そこから笑いに変えていく。(最近思ったのは)「笑いに変える」って知らず知らずのうちに「ムズカシイもの」と思い込んでたけど、案外カンタンや、ってことかもしれん。「音のギャップ」を作ったり「変なフレーズを変なポーズでひたすらやり続ける」ことで笑い取れてるんだからね。(そんなの関係ねぇ!的な)
大事なのは「その人じゃなきゃダメ」感なのだろう。
いくらHGと背格好が似ていても、レイザーラモンRGはHGには慣れないんだな。
そこを間違えたのかは分からんが、いま振り返って気づいたのは衣装をかぶらせ過ぎたために「二番煎じ」感が強くなっちゃったってこと何だよね。

「自分から」考えてはいけない。このステップを守ること。
そして客や対象について考え、現実的な指標に考えをめぐらせること。
それが方針として大事なことである。

(version2.0)