「価値を生み出せる」社員になれるか?
「伝説の社員」になれ! by土井英司
今回は会社員としてまず成果を出し、その後独立し各界から信頼を置かれている
元amazonカリスマバイヤーの土井さんが書いた「成功するポイント」について。
普通のありがちな自伝系と違うのは、
「自分のウリかた」をキッチリ押さえている点にあります。さすがライター。
さらに著者の経歴も、エリートとは遠いところから這い上がっている点で、
気持ちの面でも勇気付けられます。(思考もしろ!)
・月収12万円のライターを自ら選び、26歳でamazonの出世バイヤー、そして27でamazonから表彰。人脈6000人。
・さらに本を出した「28歳でスカウトされる人になる」という方から「こんな末恐ろしい人がいた」と称されるほどの人。
ここまでの実績をたたき出した、その秘訣は何か?
まず大切な事を押さえておこう。
自分をトコトン安く売り、その引き換えに経験と実験の場を手に入れる。
会社という舞台で「タダの社員」という立場をフルに活用し、「伝説」を作る。
経験と実験の場。今いる会社で確実に成果を決めていくことがある。
そのための指標も非常に分かりやすい。かつ厳しいものかな。
・社内でトップに上り詰める
・よりレベルが高い他社に引き抜かれる
・自分で会社を立ち上げる
そのために何を考えなければいけないか。一番重要なのは
経営者アタマで考える
ことです。
経営者の立場から言わせてもらえば、価値を生み出せる「できる」社員は、いくら金を積んでも
手放したくない存在です。
年収300万円として、1000万円は自分で稼ぎ出さないと社員としては失格なのです。
・価値を生み出す能力。
価値とは、会社にいくら売上として貢献できたか。
人を動かすためには、本質的には、
まず自分が価値を生み出す提案をできないといけない。
そのために、自分の価値を高めるべく
勉強を徹底的にやりこむことが大事である9年間続けて徹底的に仕入れること。
本、バイク、音楽、美容・・・どんなジャンルでも良いのでハマってやること。
前提として彼は23〜26歳までのやり方だ、というのは押さえておくといいかも。
20代前半〜中盤、ネットバブル時代ということ