勉強98 ストックとフロー論
どのようなポイントを絞って書けば、ブログを書いて思考力も高まるのか?
ストックが分かるようになるのか。
日々、流れくる情報の波に翻弄され、自分でも知らない間に、モノを買わされていた
り、根拠ないことを信じ込まされていたりするかもしれません。
特に、自分で考える客観的・批判的に物事を捉える習慣が身についていないうちは、子どものように入ってくる情報を受け止めるしか術を持たず、感情にコントロールされてしまうかもしれません。自分の意志でもって感情をコントロールするためには、物事を疑ってみることが大事(「学問のすすめ」で福沢さんも言っていましたね)ですが、この批判の作法が難しい。
私はブログを通じて、この能力を高めていくのだが、以前もエントリでとりあげた実用的名著「すぐに稼げる文章術」で、書評についての言葉が気にかかっていた。
書評とは、(1)本を買いに走りたくなる、(2)エッセイ自体がおもしろい、
そのどちらかの要素を満たさなくてはなりません。
元来、モノであれ情報であれ人に何かをオススメするときには、理論的にくどくど入るよりも「超イイんだよ!」と感情的に迫って言い切った方がはるかに喚起力がある場合がある」ということだ。
つまり、どの本を読んでも、その軸だけで書評誌た方が良いのか。たとえば、この本は誰にオススメ!ここがオススメ!とすればよいのか。それは確かに書けるし、量をこなせるイメージも湧くのだが、思考のトレーニングになるイメージが湧かない。対象(本の内容)と言葉(が指示するもの)を抜き出すのみになり、その構成を深く観察する所まで至らないためだ。すると思考力を高めるブログの趣旨と矛盾する。
このズレをどうやって解消すべきか?
いまだ明確な答えは持っていないが、ヒントになるのはdankogaiの書評スタイルにあると思う。本を売っている実績は抜群。
なぜなのか。オススメのスタイルを見ていると、かなり感情的な一面も見えるが、それだけではないと感じる。(気分だけだったら、そもそもブログは続かないだろう。続けるのって大変じゃないですか。だって。ホントに。)
・それほど長文ではない。しかし、明快文であることは一目瞭然。
・各書評する際も、自分の基本となる主張は一つにまとめてあり、分かりやすい。
・その上で、本のポイントを選び、その理由や背景にも触れて欠けていること
といった点がポイントだろう。
コレを踏まえて、今後のブログでは
・誉めるポイントを明確にすること、それを私の軸から読むこと(少し飛躍させて面白さを加える)
・私の主張は1エントリー1本でまとめること
を心がけよう。