「読ませる」書き手になるには、型にはめた文章を書きなさい。
by me inspired 日本語作文術
営業、上司との関係・・・トークに説得力を持たせるにはどうしたらいいか。
周りを見渡して見て欲しい。仕事が出来る人は須らく説得力が高い。だから信頼を得られる。もし自分の考えていることはいいはずなのに、なかなか周りが賛同してくれない。そんな時にこそ役に立つのは実は「型にはめる」という考え方なのだ。
その力を高めてくれる上で大きなヒントとなる、一冊。かのdankogaiが(例によって)賛同していて次の点について特に優れているとのこと。
「分かる文章ではなく(ここ重要)「読ませる文章」のヒントを提供する。
ブログを書きながらも、心のある「営業的な要素を含んだ」(≒面白い)文章の書き方を知れるかも、と思った。
まずは「文章とは何か」を知ること。
文章とは「人を説得するために書くもの/書かれたもの」
説得のためにはただ主張するだけでは弱く、そのための根拠が相手に対する礼儀であり、一般的に必要となるものだろう。
そのためには「最低限の読みやすさ」は担保しないといけない。読み手に心理的負担を強いる(理解しづらい)文章では意味がないのだ。そのために守る原則は次のとおり。
(1)短文で書け
(2)分かりやすく書け
(3)「結」起承「展」で書け
特に以外なのが(3)だろう。まず「結論」を持ってくる。
そしてその前提状況を取りあげる流れだ。
いわゆる起承転結よりも、こちらの方が
「何が言いたいのか」がハッキリして分かりやすいのだ。
つまり、本を商品として紹介するこのブログであれば、
書評は次のように考えないといけない。
書評とは、
「紹介者の解釈によって著者の思想理解に価値が加わった文章」である。
その本質は読み手を「そうだなあ」と説得できることを最上とすることにある。
このこと
最後のオマケとして「じゃあ、文章どう書いたらいいの?」
という疑問に対して
論を展開するチェックポイントをノウハウとして、紹介して締めくくります。
(1)それはなにかを詳しく説明する
(2)それを根拠づける「法則的なもの」はあるか
(3)それを例証する「経験的なもの」はあるか
(4)それはどういう問題(展望・影響・結果)をもたらすのか
(5)それを説明する理由・原因はあるか
(6)それと似た事例はないか。垂直方向のリサーチ/水平方向のリサーチ
(7)それと反対の事例はないか
ご参考までに。