勉強107 日本語作文術 その3
良い日本語の書き手になるためには、どうすればいいのか?
コンテンツ > ストラクチャー > デリバリー である。
結局のところ、ストラクチャーやデリバリーが何であるかというと、目的のちがいと、説得しやすさ。
「コンテンツがよければ何でもいいってモンじゃない。」
オススメポイント
「良い文」の書き方、それが合わさったできている「良い文章」の書き方、さらに「良い段落のまとめ方」と、極めてもれなく論理的に構成されており、読み手としてとても理解しやすい。
そもそも、なぜ演繹法と帰納法が必要なのか。
それは、論証のためである。
論証とは、論を持って証明すること。
論証には論拠が必要だ。とはいっても、堅苦しく考える必要はない。
要は主張を支持補強してくれるものなら何でも良いのだ。
その論拠を見つけたら、次はその活用法だ。これには2種類ある。
演繹法と帰納法だ。
歴史の流れの中で1個ではなくて、2個残ったのは、
それなりに使いでがあるからということだろう。
ここでは、その使い分けのポイントを記しておこう。
■人を納得に導くには?
人は証明されたと感じた時に、より納得する(弁論術)
つまり、相手をより高い精度を持ってイメージさせること。
(精度が高ければ、相手も説得されるにしても、より細かい条件面で妥協案を提示の余地も出てくるし、
即決できるのでお互いの時間の節約にもつながるのだ。その意味で時間まで含めると、回収に拘泥することはない。)
■今後の方針
では、思考力があるとはどういう状態か。思いつくまま洗い出してみた。
・ジャンプのある発想ができる
・説得力がある (悔しい)
・広く、細やかな、かつ場合に応じて柔軟な戦略が考えられる
(大本の戦略を理解しており、その重要性や活用場面まで含めて理解している)
・否定に狼狽しない
・議論がうまい、相手がうなづく意見を言える。それでいて自分の意図に持っていける
・哲学を語れる
・稼げる
・ストレスに強く、すぐ代案が出せる
・物事の本質をスパッと見抜き、代案が出せる。
これらを一通り眺めたあと
「では、どうやったらこの状態にあるのか、が分かるのか」と考えてみた。
目に見えないものは、「やった気」にしかならないからだ。