株式投資記録

http://d.hatena.ne.jp/show_t/20170219 努力する人間になってはいけない。このブログでノウハウを集約、整理し、習慣化。それ即ち大儲けも習慣化! いつも心にセリクラを!!!   2018最終日 NK20014 TPX1494

勉強121 ノウハウとは何か

ノウハウとは何か。

世間では、ノウハウばかりで恥ずかしい、という声も聞こえてくる。ではそもそもノウハウとは何か、を考えたい。


■まず芦田先生の定義から解釈しよう。

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方法論(ノウハウ)というのは、事柄の自己展開としてしかあり得ない、ということを私はへーゲルから学んだ。逆に言えば、方法を展開しないような実体認識はニセの認識だということだ。

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これを解釈するために、PPTを例に出そう。正しい「PPTの使い方」ノウハウというのは「PPTとは何か」の問いに対して答えるものなのだ。(答えの表現の仕方は諸々ある。)
すなわちPPTの使い方を説明「できる」ことは、PPTの全体<像>を分かっているということだ。その表現の仕方をその時代に合わせたり、解釈が解釈者固有のものであったりするとき、そこに丸々のコピーとの違いが現れてくるのだ。

■ホワットとハウツーとホワイ。
「なぜ」という言葉は多義語であることを確認しておく。

例)なぜ遅刻してしまったのだろうか。という問いは、何が私を遅刻させる要因となったのか。と換言できる。答え方を洗い出しておこう。

(whyの答え)
昨日起きるのが遅かったから・電車が遅れていたから・途中で誰かを助けたから・時計が止まってしまったから・正確な出勤時間を知らなかったから・
(whatの答え)
寝付きの遅さ・電車の遅延・通勤中の救助を必要とする他者との出会い・突然の時計の停止・出勤時間に関する私(存在者)の認識漏れ


順序で言うと、why→what→how。換言すると「なぜあるのか」「それは何か」「どうすればいいか」である。
以下、私の解釈。上記の順序は右側に行くほど形式度が高くなり固定化される。(固定化されるからこそ、howによって「こうしなさい」という指示も出来る)つまり論理によって支配出来るようになるのだ。つまり、一見、見た目の「厳密性」も高そうだし、行動を前提におくと「確実性」も高くなる。<存在者>の動きを規定するものだ。一方、中央のwhatは字義通り意味をとれば、何か、という<存在>そのものである。
whyは、その<存在>そのものの起源を問う質問だ。それと同時に<存在者>の方針にも影響を与える。いま、パッとの思いつきにはなるが、いわゆる「姿勢」は「姿」と「勢い」を示す言葉であるように。また、光とは粒子と波が不可分であるように。だからwhyは<存在>と<存在者>の双方を瞬時に照らし出す質問でもある。純粋に「こういうものです」と答えることもできるし「こういう意志だからだよ」と流れを含めることも出来る。


形式的の良さは確実性があるところ。(例 確かに私は100エントリー分のブログを書いた。これは自信になる。)逆に言うと、確実性を担保したいが、自分の意志だけでは乗り越えられないので担保しているとも言える。(例 ジョン・レノンがノルマを決めて作曲をしていたか?)これは善悪の問題ではない。なぜなら、本当に出来ない人は形式をどれだけ決めても確実性を担保できないからだ。(そこに形式の限界も存在している。国歌を流しても歌わない人たちのように。)ただし、順序としてwhyがありwhatがありhowがある。だからhowで止まる人は100年たってもwhyの近傍すら寄れないのだ。