株式投資記録

http://d.hatena.ne.jp/show_t/20170219 努力する人間になってはいけない。このブログでノウハウを集約、整理し、習慣化。それ即ち大儲けも習慣化! いつも心にセリクラを!!!   2018最終日 NK20014 TPX1494

勉強129 微差力 その3

勉強●● 微差力 その●


■仕事は4つ玉ゲーム。
「自分たちの為にもなり、相手の為にもなり、社会の為になるもの。」
このことを一歩深く考察する。言葉では分かるが、なかなか実践できない。それは何がハードルとなっているからなのか。

〜「顧客主語」のような言葉でごまかしてはいけない〜
自分たちのためになる。というのは、すなわち自分たちがうれしい、喜ぶ。ということ。原理的には「自分主語」が先に来るわけだ。
相手のためになる、というのは相手がうれしい、喜ぶこと。これがいわゆる「顧客主語」であり世間の「できる」マネージャーは「顧客主語で考えろ」なんて言ったりする。
だが、それは違う。この問いは一見正しいように見えて、思考停止をする問いでしかない。なぜなら他人のことなんて永遠にわからないことだからだ。仕事でやるのだから、言葉の次には行動がついてこなければならない。
本当に意味のある、次の問いは何か。それは「顧客を喜ばすために、我々はどのような取り組みをすることができるか」だ。(正確性を重視したため、少々冗長なことをお許し願いたい。)つまり、主語は「我々」、目的語は「顧客」である。真に誠実な表現を志すものは、この現実から目や注意をそらしてはいけない。
次にでてくる。「社会のためになる」も同じ。現実的には、ふつうに商売をやっていると、ある程度は社会的になるものである。また、この問いは上記2つの問いをクリアしてから問うのが本来の意味だから、それを前提に考える。「自分たちがやっている商売は、どのような点で社会に役立っているだろうか。」「我々に可能な限りで、社会のためになることを増やそうとする場合、何をすればよいだろか?」と考えることだろう。

■ベータマックスはなぜVHSに負けたのか。
一般的にはアダルト界を押さえたから。という理由が言われているようだが、松下幸之助さんは機械を持った瞬間に勝敗を察した。それは氏の”神的直感”のためだが、一人さんは「相手、お客様のため」を追求した結果と分析している。技術者たちは、確かに画面の映りの良さという微差を追求した。しかし、それは適切ではなかった。

「微差でいいほう、いいほう」と言っても、その微差は技術屋にしかわからない。そうすると、値段が高ければ、安いほうを買っちゃうという。

なぜかというと「微差であれば」何でもいいのではない。あくまで相手、お客さんのためになっているか。である。写りの良さの微差はお客さんにはわからないのだ。だから第二原則「相手のため」にならなかったのだ。

■微差力
実践がなかなかうまくいかないことがあるとすれば、何をその原因としてとらえれば良いだろうか。それは「微差をバカにしない」ことじゃないか。(言い換えれば「<微差はバカなものである>と認知する認識構造を変化させること。)
そのためにはどうすればいいか?
やれることはたくさんある。要するに微差を習慣づければいいので。たとえば・・・
・大差がでた時、その差を10個洗い出す
・微差力の本を音読する(速読英単語のように)

みたいなことをやるべきだろう。