前回の記事の続きです。
前回のまとめは「株をやる上での目標を確りと設定しないと、ダメ。」でした。これがないと暴落時や下落局面でやる気なくして、実質的にも機会的にも大損する。
目標設定とは、すなわち「株でいくらまでに増やしたいの?」「増やしたら何に使うの?どんな感じで?」という問いに答えることだと捉えています。
不労所得といわれる株をやっている以上は、仕事をやめても困らない(いわゆるFIRE)程度に資産を形成したい、というのは絶対的な目標としてあります。
では、いくらなら良いか?それを具体的に検討します。
まず費用(支出)面から、必要額を考えます。
■生活費:月33.3万・・・
年400万と仮定。(ここを何円に決めるのかは、人よりけりな所。結局は各自の状況によるので、この手の議論は神学論争になりがちです。仕方ない。よそはよそ、うちはうち。)
■プラン1 「2.0億」
- 4000万を運用 →税引後10%取れば手取り300万(生活費には算定せず)
- 8000万を好業績高配当株 →税引後3.0%取れば手取り240万。
- 8000万を預金取崩し →50年で使うとして1年あたり手取り160万。
参考:https://www.smbc.co.jp/kojin/special/lifetime/simulation/simulation.html
■プラン2 「1.5億」
- 3000万を運用 →税引後10%取れば手取り300万(生活費には算定せず)
- 5000万を好業績高配当株 →税引き後2.8%取れば手取り140万。
- 7000万を預金取崩し →50年で使うとして1年あたり手取り140万。
- バイト:月7万+配偶者月3万 →手取り120万。
※ただし、時間に余裕ができれば生活費も抑えられるし、車も保有しなくても生活できそうな気もするが。
■プラン3 「1.25億」
- 2500万を運用 →税引後10%取れば手取り250万(生活費には算定せず)
- 5000万を好業績高配当株 →税引後3.0%取れば手取り150万。
- 5000万を預金取崩し →50年で使うとして1年あたり手取り100万。
- バイト:月8万+配偶者月4.5万 →手取り150万。
■プランおまけ 「現在」
- 数千万を運用 →(生活費には算定せず)
- 好業績高配当株 →場合によってやっている(ただし狙ってはいない)
- ◎◎万円を預金取崩し →0円。むしろ手取りから積立中。
- 労働:月40万 →手取り480万~(ぼかし)。
■■結論
1億が見えたあたりで、本格的に考えたい。次のフェーズに入った時に、検討すべきテーマはA「高配当銘柄の基準」とか、B「証券口座への振り分け」とかかな。クロス取り優待売りとかもできるだろうし。
大事なのはここから。「つまり、1億達成するまでは、生活は変わらない。むしろそれまでは変わる気配すらないから、心配御無用。」 という結論。その間、3000万→5000万→2500万→2200万→2800万→????万円のように乱高下(乱下下になる可能性だって全然ある。…)
・・・・・・これで、自分の気持ちが納得できますか?リトル筆者さん?最後は自分にしか決められない問題だよ。こうして書きながら考えている間にも時間は過ぎてゆく。
・・・ひとまず、時間切れ。今後はこの方式でやっていきます。(方針の変更は随時ありうる)