仕事力をあげようと思ったら、なぜ一旦立ち止まって振り返らねばならないのか
− by 「上達の法則」
ノルマを達成しながら、1回1回のレビューをやりながら「思考が深まっている」という実感を得るためには、どうすればよいか?
真摯に仕事に取り組む人間であれば、
誰しもぶつかる壁である「質」と「量」の問題。
どちらをとればよいのか?で悩んだことも多いかもしれません。
しかし「どちらも」高めていくにはどうすればよいのでしょうか。
上達は練習の量や時間に比例して得られるわけではない。
十年間英語を勉強しても、まだ不自由を感じる人も要れば、二年か三年間で高度な英語力を身につけてしまう人がいる。(中略)
精神力、集中力の差もあるかも知れないが、練習方法、取り組み方が理にかなっているかどうかの差が大きい。その「理」を本書では「上達の法則」と言っているのである。
一回の仕事だけで質を出すのではなく、仕事に取り組む姿勢が継続的に質を上げる、つまり上達する仕組みが大事。
スキーマ※を支える大きなものはコーディング能力である。
コードシステムに動作の調整機能や五感の感覚が付与したものがスキーマである。
※スキーマとは、知覚・認知・思考が行われる枠組みのこと。これによって短時間かつ正確な反応ができる
上級者は、技能のコツをメタファで表現できる
「何をやるか」というテーマを選ぶについては、上記のやり方で一応かけた。
それより大事なのは、1回1回の頻繁に行われる復習行為。
ここで、何を新しく習ったのかを復習することで、そのコードとして覚えなおすので、記憶に定着されるのだ。
覚えなおすのは(忘却直前の24時間、72時間、1週間後にやりなおす)のが大事。
その対象はスキーマ・復習はスキーマを強化する。