株式投資記録

http://d.hatena.ne.jp/show_t/20170219 努力する人間になってはいけない。このブログでノウハウを集約、整理し、習慣化。それ即ち大儲けも習慣化! いつも心にセリクラを!!!   2018最終日 NK20014 TPX1494

勉強101 会話を増やしても成長しない論

■会話を増やしても成長しない論


休日はどう過ごすか。「友達」と過ごすことは、楽しい。
人脈も広がるかもしれない。感情の高ぶりを感じることも多いだろう。
(もちろんケンカすることもあるかもしれないが)

しかし流れるような「仕事」をいくら繰り返しても、人は成長しない。
これは、会話をいくら増やしても成長しないことと似ている。

会話をいくら増やしたとしても、成長には結びつかない
(確かに、身だしなみや気遣いなどそれなりの緊張感はあるだろうが)


なぜか。会話はフロー的だからである。

時間軸で言えば、意識の向け方は、基本的に「現在」になる。

(過去を踏まえた上で、未来をどうすべきかについて言葉を発するとき
そこでは正しさが担保されねばならない。なぜなら、それは相手や自分にとって
関わりのある未来だからだ。それは<会話>ではなく<議論>である)

そして<過去>がないということは、同時に<反省>もありえないことを意味する。

ヘーゲル弁証法の観点から言えば<本質>がないのだ。
本質とは、ざっくり言えば根っこのこと。現在は枝葉でしかない。


会話の本質・作用について触れておこう。

一つ目は心理的な充足感。

二つ目は他人が居ることによる<契機として>の作用がある。

他者との関係において、本質を抽出する前にアウトプットせざるを得ないから、<現在>において自らの出方が試される。
だから、他者と関わることが本人の成長になる。その意味で他者から断られたり不快な思いをしてでも、
他者と積極的に関わりを持つ方がコミュにケーションスキルではレベルアップする。
すなわち、生きる力は身につく。(これは「オレオレ詐欺」をする人間がちゃっかり生きていることを見ても明らかである。笑)
(→そういう意味では、私は言葉にこだわるんだろうな。言葉の本質っていったい何だ。存在か。
その運用において、意識の向け方をどこか違えているのかもしれない)

そこでは、第三者的な「分かる」という意味での成長はなくなるのだ。

だから、仕事をいくらしても、過去に遡って本質を抽出して

戻さなければ止揚はありえず、成長はない。


余談だが、この議論から一ついえることがある。
「成長を目的とすると、契機が必要である。」だから、多くの場合(小説家や数学者を除く)は
給料に関わらず仕事に携わり続けることが、契機の獲得という点で正しい。
契機は多い方が成長の確率が高まるからだ。