1219日記
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トキワ荘のようなオンボロの安普請で、歩くと建物自体がミシミシ揺れたものです。そういうところで、三三、三四歳まで仕事をしていたことは、いまでは私の拠りどころのようになっている面があります。仮に今の住まいや仕事場を出て、長い旅暮らしを続けても「本さえ処分すれば、ボストンバッグ一つで何年でも暮らしていられるな」
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私も、もっと本を処分したいと思っていたりする。
→しかし、物理的に置き場所がないという理由でのみ処分をすると「であれば、広い家を持てばいい」という身も蓋も即時的な解決にもならない案が出てきて気分が沈んでしまう(笑)
→確かに何冊も本を読んでしまうのは、立ち止まらせるような一冊を読んでいないからではないか。一行の解釈に一年かけるというのは、もちろその本以外に本をも読むけれども、でもその本を読めたところまで言っていないが。ということでしょうが。
先生に怒られたことをどう解釈するか。わざわざ「古典を読んでいるんですが・・・」とこれみよがしに言ってくるやつなんてロクなもんじゃないでしょう。あそこにきて話をしているですが。文字通りに受け取るのがまずひとつ。とはいえ、つまらんビジネス本を読むよりはまだ古典のほうがいいという一面もありまs。